残念な事実〜児童相談所で虐待



残念な事実〜児童相談所で虐待 [2006/05/08UP]

 3月29日(水)、青少年市民スポーツ特別委員会の委員長として、保土ヶ谷区にある中央児童相談所に視察に行って参りました。その後、残念なことに新聞報道があったように、児童に対しての虐待の事実があり驚いております。
中央児童相談所に入所しているのは、虐待や心に傷を受けている子ども達です。入所した先の大人が、また子ども達に負担をかけるという事は、同じ大人として本当に情けない限りです。
この問題に関しては、私も委員会の委員長として再度委員会を開き、施設のあり方・
運営方法・職員の配置等多岐に渡り追求して行きたいと思います。
次回委員会までに、皆様のご意見がございましたら岡本までご連絡ください。

◆ 事 件 の 概 要

 中央児童相談所で一時保護している女子児童(小学2年〜4年生)7人に対し、男性保育士(アルバイト 25歳)が、頬にキスするなどの不適切な行為を行っていた事が判明。
 4月18日までに事件概要の把握及び保護者への説明と謝罪を終了するとともに、事件の重大性にかんがみ、すでに警察当局に法的措置を含めた相談しております。


◆ 事 件 の 経 緯
3/20(月) : 男性保育士が女子児童の頬にキスしたとの話を他の児童から職員が聞き、上司に報告。
3/23(木) : 男性保育士と女児から聞き取りを行い、3月10日前後の夜9時30分頃に頬と口に行われていた事を確認。23日をもって男性保育士をやめさせる。
3/25(土) : 職員からの聞き取り調査を開始。
3/27(月) : 男性保育士から事情聴取を行ったところ、他の児童への行為も供述。
3/28(火)
 〜4/7(金):
全ての児童(入所していた児童等31人)からの聞き取りを行う。
4/9(日)  : 男性保育士から再度事情聴取し、児童からの聞き取った内容との確認を行う。
(この時点で7人の被害を確認)
4/10(月)
 〜12(水):
直接被害を受けた児童の保護者に事件の状況説明と謝罪をするとともに今後の対応について説明。

◆ 現 在 及 び 今 後 の 対 応
@

被害児童の対応:被害にあった児童については、心の傷を負っている可能性がありますので、児童相談所の児童精神科医及び児童心理司、児童福祉司が、児童の様子を観察しているところであり、引き続ききめ細やかに心のケアを行っている。

A

再発防止等:再発防止については、事件発覚後直ぐに職員に注意喚起を行いましたが、当面次の様な対策を取る。
● 4月の年度替りに服務規律、守秘義務の遵守、児童福祉に従事する者としての心構えと行動規範を徹底し、新規採用時にも徹底するとともに、従事期間中も定期的に同様の研修を行う。
● 職員間のミーティングを強化するとともに、危機管理意識を持ち職員間で相互に状況確認を行う。
● 職員配置の工夫による体制強化を行った。
※また、児童福祉に関する学識経験者と弁護士等の専門家などとも協議し、更なる再発防止策を検討する。


(児童虐待の現状)

 全国的に虐待相談件数が増え、横浜市児童相談所における児童虐待把握件数につきましても平成14年度には一時減少したものの増加傾向にあることは間違いありません。
 平成16年度の横浜市児童相談所における児童虐待把握件数は、837人となっています。
 この数字は1クラス30人、1学年4クラスの小学校の児童数をこえる数字です。横浜市内において、小学校1校分の子どもが、守ってもらうべき保護者や大人により、傷つけられているという現実が存在しているのです。また逆に、虐待をしてしまい悩んでいる保護者もいるのです。
 児童虐待がテレビの中ではなく、私たちの身近で起こっている今、目をそらすことなく虐待の防止抑制、そして1人でも多くの子どもが健やかに成長して行く環境をつくらなければならないと考えます。この現実を踏まえ、横浜市では「よこはま子ども虐待ホットライン」等の虐待防止策や対策を実施しております。子ども達が健やかに成長して行く環境をつくるには、地域の子どもとして民と官が一体となり協力して行くことが不可欠なのではないでしょうか。
 私、岡本英子は市会議員として市政に携わり、また二人の子を持つ母として、1人でも多くの子どもが、笑顔に変わるよう勤めて参りたいと思います。


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